少子高齢化
のどかな地域での裏の自治会、人間関係がヤバかった。高齢者、定年退職者が急増する中で圧倒的権力持った先住民。定住を考えている若者、子育て世代は参考にしてもらいたい。
全ての自治会がそうとは限りません。まるでリアル八墓村、事実と噂。
ゴミ捨てがやばい
自治会では「自治会費」というものが必要になる。地域によて料金は様々ですが年貢みたいなものです。必ず払わなければいけないが、「そんなもん払えるか！」って言う人がいるのも事実。若者も年寄りも。当然そんな人は支払いを拒み続けるのですが、自治会も黙ってはいない。年貢を払わないやつは家庭のゴミを自治会ごとに設置したゴミ置き場に捨ててはいけないというのだ。それが不法投棄などにつながりそれどころか人間関係も悪化する。
ゴミ捨て当番、ゴミ置き場の掃除などは使用する住民が周り番でするのですが、「ゴミ捨て当番」というのが実に厄介な自治会がある。
夕方の決められた１時間程度ゴミ置き場を監視しなければいけない。ゴミを分別しない輩がいるからです。しかもごみを捨てられるのは監視されてる１時間だけ。もちろん夕方仕事をしている若い人もいるわけですよ。たしか１６時とか１７時だったかな？そこを逃すとその日はごみを捨てられないわけ。「そんな時間にごみ当番だ、ゴミ捨てだ？できるか！」っていう苦情ももちろんあるわけですが、昔からおこなってきた取り決めを「変える」という勇気は自治会にないでしょう。
今まで変わってきていないのだから。
祭りがやばい
地域で子供から年寄りまで楽しめるお祭り。ほとんどの自治会で催しているのだが、こちらの運営も住民の中で選出された役員でする地域がある。
まあ、年に一度のお祭りだから「みんなが楽しめるのだったら」とあきらめがつくが、一大イベント、神輿担ぎがやばかった。
高齢化が進む中で担ぎ手探しが大変なのである。全然いないわけではない、成人して働いてるのに（２０代後半～４０代）親と同居している者に限って自治会行事とは関わらず、担ぎにも出てこないのです。親が自治会の代表だから知らん顔である。もちろん親は年齢を理由に担がない。
毎年ギリギリの人数であほみたいに重たい神輿を担ぐ羽目になるのです。腰や肩を痛める人もいる。「軽いやつ変えればいいのに…」と誰しもが思うのだが、先住民の権力者は「重たくないと祭りじゃない！」と…ヤバ過ぎる発言をしてくる。「俺は担がないから関係ね～」だよね。
無事祭りが終わった後も悲惨。「去年はこうだったのに、しょぼかった」「あれはなくてよかった」「めしがまずい」などと先住民の評価を間接的に聞くことになるかもしれない。仕事をしてる忙しい若者が合間合間に考えたアイデア、努力、達成感すべてが「パア」。
各種行事がやばい
とにかく行事が多い地域もある。
まずは年寄りの世話。ざっくり挙げると「敬老会」「体操」「老人クラブ」などなど、敬老会は自治会によって様々。町のバスを貸し切って旅館で食事して温泉はいって祝ってあげることは良いことであるが、自治会の予算をケチって最低限で住民、及び役員でやれってところもあります。
ひと昔前とは、参加人数も半端ないから大変でしょう。小さい子供の世話で自分のことすらできない親は、めでたい自治会の敬老会を成功させるために時間を割かなくてはいけない。その日だけではなく事前に準備することは山盛りである。
もちろんここでも「飯がまずい」はつきもの。「文句があるなら出てくるな」と誰しもが思う。
老人クラブ的行事もやばい。平日の昼間っから毎月ある。健康を維持するために町が推進してるもののようだが、参加する年寄りのために住民がお茶出ししたり菓子だしたりするみたい。もちろんボランティア。平日の昼間ですよ？仕事してますよね？毎月老人クラブでお茶出す為に仕事休めますか？
世話する人がいなかったら仕事休んで出た人がいました。まあ仕事に影響なければいいですけどね。
年寄りって言っても元気なんです。中には６０代後半の人もいるそうで、「自分たちで運営しなさい」って思いますよね。体操などは町から派遣される人がメインで進行してくれて、「お茶出し」と用意と片付け程度。
どうやら世話してもらわないと出たくないらしい。しかも世話してくれてありがとうという気持ちは微塵も感じられない。むしろ当たり前。役員がこきつかわれますからね(ﾟДﾟ;)
住民、あんたらの仕事などどうでもいい。お年寄りを見てあげなさい的自治会の考えか？
それと旅行行事。日帰り旅行がある。町のバスを借りて住民が企画してお出かけするのだが、祭りと同様必ず文句を言う輩がいる。「全然たいしたことなかったわー」「ここに行くよりこっちに行きたかった」「めしがまずい」どういう神経してんだか…
仮に金貰って連れて行ってるんならしかたないとして、ボランティアという名の自治会の決め事、みなさんはどう思われますか？
清掃作業がやばい
どこの地域もそれぞれ管轄内を清掃する作業はあると思います。場合によっては、大型河川や海岸も清掃する。住民が一団となってボランティア活動します。
川や空き地、空き地に関して持ち主がきちんと管理するべきなのは当然。問題は住宅地に流れる大きめの農業用などにも使われる川である。
ゴミが散乱し、ヘドロが溜まり流れなくなりボウフラが沸くほどになっても放置状態。しかも１人２人じゃ到底無理な範囲。
役所に問いただすも、役所の者は現場にのこのこやってきて見るやいなや「ここら辺は自治会に任してます」はあ？だったら電話口でそう言えばいいだろ(ﾟДﾟ;)
自治会に問う。事案として出されたが年に１度の清掃作業で率先して川の掃除するやつなどいない。それどころか、「川の近くに住む人間がしないといけない」という輩や「隣の部落がするようになっている」と言う輩が。
面倒ごとは誰もしたくないから誰かに押し付けてればいずれ解決するだろうという考え。ヤバ過ぎ。
結局、気が付いた人間がしないといけないということか。
面倒ごとを押し付ける手段がやばい
上記に書いた行事は全て住民でこなすところもある。運営するにはそれぞれの管轄に「リーダー」部長が必要である。部長は部の仕事９０％はこなさなければいけない、と言っても過言ではありません。部長を決めるにあたって大抵、先住民のターゲットになりやすいのは「若い人」「自営業を営む人」「自治会の新入君」。
先住民にとって「仕事があるからできない」という理由は通らない。
自営業に至っては「自由に仕事休めるだろ」という考え。ヤバ過ぎ。仕事を休んだら会社員のように基本給がもらえず、その日の売り上げが「０」なんてことは輩には関係ないのである。
新入君は最高のターゲット。「簡単だから」「みんな協力するから」と上手に押し付けてくるが、絶対信用してはいけない。誰かに決まってしまえば「やれやれ重役逃れてよかった」くらいしか思われない。
そもそも面倒を押し付けてくる輩がめんどうなことを手伝ってくれるわけがない。
人間関係悪化
そもそも住民同士の親睦を深めるはずの行事が少子高齢化で上手に運営するために必要なバランスが崩れ始めている気がする。そのため親睦を深めるどころか面倒ごとの押し付け合いにより住民同士の亀裂が深くなる。「みんなやってきたこと」「昔はもっと盛大だった」と先住民は口をそろえて昔話するが、よく考えてみてほしい。
「昔はみんな若かった」若者だらけだったということを。
その大勢の若者が年を経て定年退職し、好きなことをしたい、高齢者になり家でゆっくりしたい、テレビを見たい、年齢を理由に自治会の行事運営から遠ざかっていく。
少子高齢化ですよね？昔と今の現状わかりますよね？
何も変わらない昔のしきたりをそっくりそのまま次世代へ放り投げてきて知らん顔。文句は凄い。ヤバ過ぎ。
変化はストレス
変わることのできない自治会、新しいことを否定して文句を言う輩についてこう考える。
日々のストレスによって常日頃、孤独感や疎外感を感じているから新しい考えに対して否定的なことを言う。すると他の否定好きな輩と仲間意識を共有できるので「変われない組織」が出来上がる。
それと文句を言ったり反対する人はだいたいやったことの無い人。
新しく何かにチャレンジしたり、変えていこうとすると、お国柄なのか反対されたり足を引っ張られたりします。人は変化を嫌います。周りが変わることもストレスです。
そのストレスを感じるくらいなら不平不満のある「現状維持」を選ぶということなのか。
最後に
先住民の変わることへの勇気も必要だが、若者も自治会行事に対して積極的に出なければ住みやすい自治会にするための意見を言う権限はないと思う。
みんなが住みやすい町がいいですね。
